新しいレーザー・ハーブ複合療法によるアトピー性皮膚炎の治療

Prof. Hayk S. Arakelyan

MD. PhD
Medical Director of
International Clinical Research Center of Pain and Physical Medicine and
Dean of UNESCO Chair in Life Sciences of Pain Department of Life
Sciences International Educational Center
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(アルメニアの美女)

はじめに

アトピー性皮膚炎(AD)は、遺伝子にかかりやすい素質をもつ慢性的に繰り返す病気です。その発症が発展に繋がります。特有の一般の徴候、厳しく、簡単に引き金を引かれるむずがゆさが特徴です。ADが切れ目なく頻発し成長すること、およびADがその他のアトピー性症状、即ち、アトピー性喘息、アトピー性気管障害、アレルギー性鼻炎、などに変わることが、画期的なADの診断と治療法を見つける必要性を切迫した問題にしております。

ADは、多数の要因によって決められます。遺伝子の要因、例えば、11染色体のある遺伝子(11q13)、および5染色体(q31、1)が、男性では遺伝子マーカー「LA」、女性では「LWA」の表現型及び半数染色体形のAB8の過剰生産を引き起こし、他のアトピー性症状へのAD変性を容易にします。同時に、外的要因(食物、物理的、また感情的なストレス、太陽、および地磁気の要因、気候及び阻害的変化、薬物要因など)は、遺伝子のかかりやすい素質のADへの発展および逆戻りにとって重要です。我々自身のデータによれば、食物およびある種の薬物は、気候の早い変化に伴い、集中的なヒスタミン開放を引き起こす可能性があり、太陽及び地磁気の要因はコリン生成増加を引き起こす可能性があります。

調査目的

調査の目的は、AD治療の新しい極めて効果的な複合的な治療法の開発のための臨床実験であります。

ADの画期的な診断法

ADの人工知能モデル及びADの診断のための、特別の診断ソフトが開発されました。ADの国際的英国の分類法(1994年)AD診断の基準がとして採用され、ADの重症度は、国際的な目盛りシステム- SCORADによって評価されました。コンピュータ・プログラムは、それぞれの患者の、気候、気象、地球物理学的パラメーターに関連するすべてのデータを解析し、それぞれの患者のための毎日の、計算された気候による疾病発生インデックスを計算しました。

調査対象、および方法

89人の患者(-49歳、男性44 名、女性45人)が調査に参加しました。患者のADの罹病歴は、6ヶ月から17年まででありました。すべての患者の97パーセントは、時々異なる薬剤を服用しておりました(彼らのADをコントロールするため、H1ヒスタミン抑制剤、経口または局所のグルココルチコイド、免疫調整剤、etc.)。11、5パーセントの患者では、このような薬剤は、病気を悪化させ、逆説的な結果を引き起こし、その他の患者では、治療は、短期間の症状の軽快及び緩やかな改善効果をもたらしておりました。患者全員で、我々の新しい種類の治療の前後に、血液中のヒスタミン、コリンエステラーゼ、アセチルコリン、サイクリックAMP、サイクリックGMPが、計測されました。この治療法は、異なった方法のレーザー照射を経口および局所塗布の光感受性効果を高める植物薬剤療法(ハーブ療法)と組み合わせたものです。すべての患者は、無作為に3つの治験グループに分けられました。最初のグループの患者は、外部のレーザ照射(ELT)と植物薬剤療法を受けました。第2のグループは、静脈内レーザ照射(ILT)と植物薬剤療法を受けました。第3のグループは、外部レーザ照射と同時に静脈内レーザ照射と植物薬剤療法を受けました(EILT)。ELTでは、He-Neレーザ(1050mW)及び窒素レーザ(0.51.0mW)が使われました、ILTでは、He-Neレーザ(mW)および使い捨て光ファイバーカテーテルが使われました。すべてのグループの治療回数は、レーザ感受性、および植物療法への反応性、AD重症度、年齢、性、体重によって決められ、10-17の治療の幅の間で決められました。食事療法がレーザ治療を効果的にするため、採用され、有機体のpHの最適化が図られました。患者の時間生物学的リズム、及び時間治療学的最適化が図られました。比較対照グループには、AD以外の皮膚病を患う31人の患者が含まれました(接触性皮膚炎、脂漏性湿疹、etc)

結果、および討論

臨床試験の結果は、3つの患者すべてのグループで、レーザ治療とハーブ療法の組み合わせの有効性を証明しました。しかし、治療結果は、外部レーザ照射と静脈内レーザ治療がハーブ療法と結合したEILTで、最も効果的でした。EILTの結果は、臨床上非常に印象的であって、ELTの結果、およびILTとハーブ療法を結合された治療に勝りました。これら3つの複合療法は、安全であって、副作用を全く起こしません。臨床試験に於いて、他の影響を及ぼす可能性のあるマルチ要因分析の結果、全ての要因は、病気の経過を調節することができることを示しました。

調査のデータがダイエットの重要性を明らかにしました。そしてある数の食物(柑橘類、いくつかのマッシュルーム、イチゴ、いくつかの魚、チョコレート、etc)、抗生物質、薬剤、食品着色料、および香料は、ヒスタミンの強力な刺激物でした。これらのヒスタミン刺激物は、彼らのヒスタミン開放を刺激する能力によってランク付けされました。また、特に、IgEを産出するアレルギー源、例えば空気アレルゲン、家ほこり、家ダニ(ヤケヒョウダニ)、バクテリアなどが明らかにされた。同様に、気候、気象学的要素がADやその他の皮膚病に及ぼす影響も明らかにされた。地中磁界(磁気嵐)の速い変化、サイクロンおよび反サイクロン(大気圧力の突然の変化)、太陽活動、空気構成要素割合変化がまた著しくADに変化を与える要因でした。特に、地中磁界の速い変化は、ADをコリンエステラーゼ活動の低下、ヒスタミン生産、アセチルコリン、cGMPの増加、cAMP活動、およびcAMP/cGMP割合を減らすことによりADの悪化を引き起こしました。腸内細菌異常、消化管異常、および機能障害は、背景的要因の役割を果たしました。

結論

1. レーザとハーブを組み合わせた治療法がADの効果的な療法です。無作為抽出法による治験によれば、レーザの外部照射、静脈内照射とハーブ療法の組み合わせは最も効果的な統合的治療法です。

2. AD治療の最もよい結果を得、又再発を避ける為には、AD発症の外的、内的要因(食物、薬剤、アレルゲン、汚染物資、気候、および太陽、地磁気の要因など)を最適管理する必要があります。

今後の研究課題

統合的治療方法(レーザとハーブ療法)によるAD治療の極めて良い結果は、管理された無作為抽出2重盲験法によって統合的治療の有効性に関連するデータを積みあげる意味を示唆します。統合的療法の有効性比較のために、最新の治療法を受けるグループとの比較をすることも意味があります。生物化学的、生物分子レベルの、Ca-カルモデュリン、NO合成、補体― (Calpha)IL-----8、T-免疫細胞(T-キラー、T-ヘルパー、TNF)などが研究されるべきです。

 

¤ アルメニアレーザ療法
¤新レーザ・磁気療法によるアルツハイマー病の治療